2019-05-28 第198回国会 参議院 環境委員会 第8号
代替フロンからグリーン冷媒へのこの転換を進めていくに当たっては、今後も様々な種類のHFOの開発が行われていくと考えられますが、引き続き、最新の科学的知見も注視しつつ、化審法などにより適切なリスク評価を行い、安全性の確保に努めてまいります。
代替フロンからグリーン冷媒へのこの転換を進めていくに当たっては、今後も様々な種類のHFOの開発が行われていくと考えられますが、引き続き、最新の科学的知見も注視しつつ、化審法などにより適切なリスク評価を行い、安全性の確保に努めてまいります。
ということでございますので、自然冷媒だけではなくて、先ほどお話が御紹介ありましたけれども、HFOの関係、HFO1234yfなどもそうでございますけれども、弗素を含む弗素系冷媒につきましても、その対象に含まれるということでございます。
また、今例示として申し上げましたイソブタンであれば四、それからHFOでありますればやはり一といったように、現行のハイドロフルオロカーボン、HFCに比べれば極めて低い温暖化係数となってございます。こういったものを私ども政府といたしましてはグリーン冷媒と総称いたしまして、このキガリ改正の削減義務の達成に向けてその利用を促進してまいりたいと考えているところでございます。
こうした代替物質といたしましては、現状ではアンモニアやCO2、あるいは新たに開発されたHFOなどのフッ素系の冷媒、それから議員御指摘のありましたようなものの炭化水素系であれば、今一般的に使われておりますのはイソブタンと言われるものが挙げられます。
代替フロンからグリーン冷媒へ転換を進めていくに当たりましては、今後様々な種類のHFOの開発が行われていくと考えられますけれども、引き続き、最新の科学的知見を注視しながら化審法などによって適切なリスク評価を行って、安全性の確保、これに努めていきたいと考えております。
フッ素系の冷媒であります例えば、もうこの辺は本当は専門家に答えてもらいたかったんですが、HFO1234yfという物質については、平成二十年度に化審法に基づく届出が行われました。評価の結果、人や生態へのリスクは低いという評価がなされているため、製造などに関する制限というのは、これは化審法上は課されていないわけであります。
フロン類の中にHFOは入らないというふうに考えております。
現在、我が国におきましてHFOが使われている現状は、カーエアコンの冷媒として一部使われているところでございます。ただし、そのHFOは、現在、フロン排出抑制法の対象にはなってございませんので、現在は規制の対象とはなっていないところでございます。
このため、冷凍空調機器におきましては、現在用いられております温室効果の大きいHFCから代替物質への転換が求められているところでありますが、この候補といたしましては、CO2、アンモニア、水、空気、炭化水素という自然冷媒に加えまして、温室効果の小さい弗素化合物、例えばHFO1234yfと、こういうもの、これ温室効果係数が四でございますけれども、こういうものの使用が検討されているところでございます。